おひとり様の終活＆不動産に詳しい行政書士
行政書士 可児 猛 事務所は、長野市～北信エリアを中心に「相続・遺言・おひとり様の終活サポート」を積極的に行っています。
代表の可児は、元々30年近く不動産業（売買・賃貸・管理）を経験しており、宅地建物取引士とファイナンシャルプランナーの資格も保有しています。
相続遺言など、終活サポートの専門性はもちろんのこと、不動産を中心とした財産管理・財産処分の最適なご提案ができること、おひとり様向けの高品質なサポート体制を整えていること、相続・終活の外部専門家（司法書士、税理士、弁護士、一般社団法人、福祉施設など）と、案件ごとにチームを組んで取り組むことが、当事務所の強みです。
一定の資産を有する身寄りの無い高齢者や相続人、に、専門的な観点で幅広く対応させて頂き、当事務所に安心してお任せ頂けるよう、誠実に対応させて頂きます。
選ばれる理由
| REASON
ワンストップで相続の専門家がチームを組み、協同でサポート
行政書士 可児 猛 事務所は「相続と終活のワンストップ窓口」として、相続手続きや遺言に関する様々な課題に対応できるよう、日々研鑽を重ねています。そのためには、相続と終活の専門家がチームを組んで対応することが必要であると考えており、当事務所では対応できない登記や税務、身元保証業務については、早い段階で、提携する司法書士＆税理士＆一般社団法人（身元保証事業者）と連携を取りながらサポートしていきます。
お客様が、それぞれの専門家を渡り歩くのは、負担が大きく面倒なことです。
可児猛事務所は、相続手続きのワンストップ窓口として、相続に特化した他の専門家と協同でチームを組み、お客様の安心と利便性を第一に対応いたします。
人間味があって泥臭い、法務書類作成の専門家
法律家というと「プライドが高く、上から目線」「頭が良すぎて、本当に庶民の味方になってくれるのか？」など、市民にとって、まだまだ「近寄りにくい存在」に思われているかもしれません。
しかし、行政書士は、いわゆる「法律家」「法律エリート」ではなく、多様な経歴を持ち、様々な価値観や背景を持った「市民目線の、法務書類作成の専門家」という表現がふさわしいように思います。
元々行政書士は、役所の許認可や自動車の登録手続き、飲食店や風俗営業、農地法の届出などといった「日常生活に密着した、法務書類手続きの専門家」として、以前から活躍してきました。さらに「より市民目線に立ち、庶民のお困りごとに寄り添い、どんな細かい作業も喜んで、泥臭く汗をかくことができるマインド」ことが、行政書士の特徴ではないかと私は思っています。
登記手続きや訴訟手続き、税務申告や特許申請は、高度で狭い専門性を有するので、司法書士や弁護士、税理士の領域であり、行政書士は対応することができません。 一方で「相続手続き、遺言書作成、財産管理、任意後見人」等については、日常生活に近い領域であり、行政書士も積極的に関わっています。
もちろん、行政書士も多種多様ですので、細かくて汗をかくのが苦手な方もいるかもしれません。しかし、私（可児）は、不動産業や若き日の様々な分野で、沢山の泥臭い汗をかき、涙を流し、市民のお困りごとを沢山解決してきました。「専門家としてのクールさを兼ね備えた、人間味のある身近な相談者」として、きっと皆様のお役に立てると思います。
おひとり様の生前と死後を、高品質にサポート
当事務所は「おひとり様終活」を積極的にサポートしています。また、サポートのために必要な預託金（100万円～200万円）は、外部の信託口座に預けるため、当事務所で一切預かることはなく、当事務所への寄付行為も固くお断りしています。
当事務所の関連団体「一般社団法人いきいきライフ協会北信」（令和７年１２月開設予定）と連携して、高齢者のおひとり様に特化した「身元保証業務」「日常見守り業務」「死後事務」を行っています。２０２４年に内閣府による「ガイドライン」に基づいた業務を遂行していきます。
おひとり様の場合、家族や相続人がおらず、または疎遠であることから、入院したり、老人施設や高齢者住宅に入居するときの身元保証人がいない場合があります。
その際、いきいきライフ協会は「家族代行事業」として、おひとり様の身元保証人になってくれる貴重な窓口です。あわせて、孤独死を防止するため、ご自宅や施設に定期訪問したり電話連絡を行う「日常見守り業務」、お亡くなりになった際の、葬儀や埋葬、部屋の片づけや役所、銀行の手続きなどをすべて代行する「死後事務」も行っております。
なお、この事業を行うために、お客様から、ある程度の費用（預託金）をお預かりする必要があるのですが、当事務所や「いきいきライフ協会」では、預託金を預かることは一切致しません。全額、外部金融機関の信託口座に預けて、分離体制を取ります。なぜなら、自ら預かると「使い込み」のトラブルが生じるリスクが高く、過去には実際に数々の使い込み事件が発生したからです。
これらの業務は、自らの経済面とプライバシーのほとんどを相手に委ねることでもあり、お互いの信頼関係が非常に大切です。相続・遺言業務を含めた終活対策の一環として、当事務所がご提案する「おひとり様終活」を、是非ご活用ください。
代表挨拶
| PROFILE
なぜ私は、終活サポートを手がけるのか？
皆様にとって「おじいちゃん」「おばあちゃん」はどんな存在でしょうか？
私にとってそれは、ただの家族ではなく
”人生の先生”のような存在でした。
思い返せば、幼い頃、私はおじいちゃん子でした。父と母は毎日仕事で、家に帰るのが毎晩０時過ぎ。
腰の曲がったおじいちゃんが、いつも晩ご飯を温めてくれて、毎日一緒に過ごしました。
６歳の頃まで、夜は同じ布団で眠り、たくさんのことを教わりました。
満州開拓で苦労したこと、樺太（からふと）に木を伐りに行ったこと、山仕事のとき、目の前で同僚が転落死したこと、
夜にキツネに化かされたこと、などなど。
そして、おじいちゃんが96歳、老衰で亡くなった日…僕は25歳の時。
その最期を自宅で見届けながら、「人が生き切る」ということの尊さを強く感じました。
私の中にある「敬意」の原点
母は50歳で肺病を患い、10年間ずっと寝たきりになり、60歳で亡くなりました。父も仕事一筋の人生の果てに心身の病にかかり、74歳で急死しました。
母は死ぬ間際まで「私は幸せだった」と言い続け、経営者であった父は、最期まで自分のことより、社員とお客様のことを心配し続けていました。
他にも、私の身の回りの素敵な大人たちが、どんどん年を取り、あの世に逝きました。葬儀場のお骨拾いにも、何度も立ち会いました。
私は人生の中で、何人もの身近な高齢者を見送りながら、
「老いることは衰えることではなく、“生きた証を残すこと”なんだ。」
と思うようになりました。
しかし今の社会では、「老害」なんて言葉が簡単に使われ、高齢者が“社会のお荷物”のように扱われることもあります。
私は、そうした風潮に強い違和感を持っています。
彼らは決して、人としては完璧ではありません。
しかし、私たちの社会を築いてくれたのは、まぎれもなく彼らなのです。
それぞれの時代の枠の中で、精一杯生き抜いてきたんです。
厳しい時代を乗り越え、家族を支え、地域を守り、次の世代へ生きる知恵を残してくれた人たちなのです。
その人たちにこそ、もっと敬意を払うべきではないでしょうか。
今、行政書士としてできること
私自身も、色々な人生経験を重ねてきました。目先の毎日を生き抜くことも大切です。
しかし、５０歳を過ぎてから「残りの人生、自分の得意分野をもっと生かして、社会の役に立ちたい」と思うようになりました。
思えば、書類を作るのが好きで、役所や現地で調査をすることも大好きです。おじいちゃんやおばあちゃんの、素朴な生きる知恵や、人生経験を聞くことも、大好きでした。
大往生した私のおじいちゃん、病に倒れた父と母。
死に向き合うということ。死の先にあるものと、この世に残されたものを見つめること…
その繊細な場面にもっと向き合っていきたいという強い思いが、私の心の奥底に、フツフツと芽生えてきたのです。
行政書士として、相続・遺言・おひとり様の「終活サポート」を中心に、「人生の先生」でもある、地域の高齢者やおひとり様の方々が、安心して人生を締めくくれるようなお手伝いをしていきたいと思うようになりました。
そして、最近は「おひとり様の高齢者」が増えており、これからももっと増える見込みです。
さまざまな事情で、おひとり様にならざるを得なかった方、または、自らの意志でおひとり様を選ばれた方、元気なうちは何とかなりますが、自分の身体が動かなくなったとき、認知症になったとき、介護保険や行政だけでは対応しきれない、家族代わりのサポートがどうしても必要となります。
そのような方にも、行政書士として、必ずお役に立てることがあると思いました。
私の理念は、ただの手続き屋になることではありません。
「人生を最後まで尊重し、その想いを次の世代につなぐ支援者であること」です。
ミッション（使命）
人の人生には、財産やお金、数字だけで測れない「物語」があります。
「その物語が、美しく続くようにサポートすること」
行政書士として、そして一人の人間として、これからも“敬意をかたちにする仕事”を続けていきます。
人が生きた証を、次の世代へ。そのバトンをつなぐお手伝いが、私の使命です。
可児 猛
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